アーユルヴェーダやさしい基礎講座 ::インド流::

アーユルヴェーダやさしい基礎講座1

アーユルヴェーダ 全体像を把握しよう

アーユルヴェーダってどこから来たの?

Dhanwantariアーユルヴェーダの神様 Dhanwantari धन्वन्तरि

アーユルヴェーダの紀元は宇宙創造までさかのぼると言われています。アーユルヴェーダの知恵は宇宙創造の神 ブラフマからアーユルヴェーダの神ダンワンタリに授けられ、それを賢者達が深い瞑想の中で受け取ったものが長い間口伝にて伝えられ、紀元前2000年ごろより書物として残されるようになりました。

ダンワンタリはビシュヌ神の化身でアーユルヴェーダの神様である。4つの腕を持ち、その一つにはハーブを、もう一つには若返りの薬アムリタを持っている。もひとつの手にヒル(治療に使う)または経典を持っている。プラナスにはダンワンタリは宇宙のミルクから阿修羅から取り戻したアムリタを持って出現したと言われています。

まとめ:アーユルヴェーダは宇宙から来ました!

アーユルヴェーダの宇宙観

universe
ヨガやアーユルヴェーダでは人間は宇宙の縮図であるとします。例えば人間は宇宙のことを意識することで自分自身が宇宙と一体となる体験、サマディ、梵我一如 ができます、悟りとなるわけです。

つまり、この宇宙が始まる前すべては一つだった、神そのものであった。あるとき、神様は遊び心から宇宙ゲームを始めました。自分一人で何人もの役割を演じてごっこ遊びです。ごっこ遊びも本格的になりすごい数のキャラを作り、ゲームは複雑になりました。これが今の世の中です。このゲームではそれぞれのキャラが互いに影響し合いながら試練を積んで学びを得て成長していくのです。不完全な存在として生きることで苦しみますが、その分喜びも深く体験することができます。それが人生です。 神様がいつかごっこ遊びを止めるとき、この世に存在するすべては一つに戻ります。
私たちはこの神様の創造された人生ゲームの参加者です。ゲームを上手くプレイするにはルールとゴールを把握することが肝心です。

アーユルヴェーダの知恵はこの人生ゲームの中で私たちが自然から得られるお助けグッズ(ハーブなど)や、長寿、健康を得るための生活方法などが記されています。

それらの知恵は何千年もの間、多くの人が試し効果を実証してきた、安心安全な手法です。
情報の洪水状態の日本で健康に生きるには、確かな知恵を一つ大切にしてぶれないことです。


そしてこの宇宙は5つの自然要素からなり、私たちと宇宙(つまり自然)は互いに物質やエネルギーの交換をしながら生命を、恒常性を、維持しています。宇宙の一員としての人間存在と自然を理解することで、調和し最大限の恵みを得て生きることができるのです。

まとめ:エネルギーでいっぱいに満たされた宇宙のゆりかごで私たちは生かされているのでした〜足りないものはないんです、使い方次第だったので〜す。

エネルギーって?

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エネルギー、波動、気、プラーナ etc… ヨガやアーユルヴェーダなどの話には必ず出てくる、” エネルギー” って?

アーユルヴェーダやヨガの宇宙観では、この宇宙は 宇宙意識(プルーシャ)とエネルギー(プラクリティ)からなります。つまり、意識とはそれそれの個体(有機体と無機物質)の本質、例えば ”木”は木としての意識を、石は石としての、犬は犬としての意識を持っています。 エネルギーとはすべての物質とそれら有機体を生かしめている、また無機物質を動かしている力すべてをさします。木の幹や葉、根を構成している物質(炭素、窒素、水素、酸素など)と木の生命活動を維持している力(光合成をする仕組みのエネルギーや水を吸い上げる力など)、石はその組成物質とそれらが固体として結合する力、犬は犬の身体を構成する物質とその生命機能を維持するエネルギー(体温を作るしくみのエネルギー、消化代謝のエネルギー、血液循環のエネルギー、呼吸するためのエネルギー、感覚を知覚するエネルギー、行動のエネルギーなど)

物質そのものがエネルギーであるというのは、一つの原子、例えば 水素原子であれば、水素原子であるという自覚!(プルーシャ)、原子核や電子といった物質と原子核の周りを電子が回るエネルギーを合わせてプラクリティと言います。

まとめ:私たちに見えるもの触れられるものすべての物質とそれらを機能する動かす力、すべてがエネルギーです。
尚、エネルギーには様々な”種類” ”機能” ”性質” ”状態” があります。

エネルギーの種類 パンチャマハブータス 5つの自然エネルギー

宇宙に存在する基本的エネルギーは 土、水、火、空気、スペースの5つの種類があります。

原子を例にすると
土:物質を構成する力 (原子核、電子、中性子)
水:物質をつなげる力 (電子を原子核に引きつける力、結合エネルギー)
火:反応する力 (原子の持つ潜在的エネルギー)
空気:動かす力 (電子が原子核のまわりを回る)
スペース:存在するスペース 

人間を例にすると
土:骨格、肉体 
水:体液、消化液など
火:消化酵素やホルモンの反応、体熱、精神活動
空気:筋肉を動かす力、血液循環、まばたき、思考感情の動き
スペース:消化管や体腔、呼吸器官、循環器官の中のスペース

まとめ:エネルギーって決してオカルトやあやしいものではありません。。ただそこら中にあるものです!