アーユルヴェーダやさしい基礎講座 4 ::インド流::

アーユルヴェーダやさしい基礎講座4

プラクリティ

生来の体質。両親の体質、妊娠中の子宮内の状態、妊娠中の母親の食生活、胎児が本来持つ性質、などにより基本的な体質がきまります。
自分の体質を知ることで、心身の性質、どんな病気になりやすいか、普段の生活の中で気をつけることになります。



ヴァータタイプ

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ヴァータの人は背が高いかまたは細身で体力はあまりない。体重は平均以下で病気への抵抗があまりなく体調を崩しやすい。消化力や代謝は変化しやすく不安定である。そのために安定した強い身体を作ることができない。一般に寿命は平均以下である。体調や精神状態が安定しないため一定の仕事を続けることが出来ない。そのため目標を達成することが難しい。このタイプの人はストレスが少ない仕事で長期の集中力を必要としないものが良い。またエアコンの室内での作業も適さない。そのような環境に長い間置かれると神経(頭痛、神経痛)、骨、関節の症状や便秘、体重の減少などに悩まされる。


  • 対処法:
  • 甘い塩っぱい酸っぱいものを食べる
  • 水分と油分をとる
  • 加熱した温かい食事をする(生のものを避ける)
  • オイルマッサージをする (せめて頭頂と脚の裏だけでも)
  • 冷えない様に温かくする
  • 刺激、変化を抑えた、規則正しい生活をする

まとめ:現代的な細身で情報に敏感、アイデア話題豊富社交的なタイプな人。

ピッタタイプ

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ピッタの人は消化や代謝の力が早い。そのため燃料となる食べ物や飲み物の補給が欠かせない。消化力が強いので食べ物を消化吸収して丈夫な身体を作ることが出来る。しかし体内の代謝が早いので寿命は平均以下であることが多い。肌は柔らかくしっとりとしている。若はげや白髪になるのが早い。短気ではあるが仕事をきちんとこなす体力と精神力を持つ。知的で思考力や判断力に優れる。物事に興味を持ち知識豊富で創造的である。
このタイプの人は涼しい環境で知的創造的な作業をするのが向いている。化学薬品や染料、石油系、火を扱う作業は向いていない。



  • 対処法:
  • 苦い渋い甘いものを食べる
  • 水分を十分にとる 
  • 冷ます食品を摂る(乳製品、穀物、サラダ、熟した果物など)
  • 熱が籠らない様に室温や服装の調整をする
  • 感情を発散する
  • 頑張りすぎない


まとめ:意思やしっかりした考えを持つ中肉中背のリーダータイプの人。 

カッパタイプ

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カッパの人は体力があり強靭、大柄で筋力がある。生来、精力、免疫力に恵まれ健康で長寿である。滑らかで深い声で話し、容姿にも恵まれている。消化や代謝には時間がかかるため、一度の食事の量は多くない。もの静かで穏やかな性質である。
このタイプの人は重労働やストレスのかかる仕事もこなすことができる。人間関係をスムーズに保つのが得意である。寒く湿気のある場所での作業は向かない。肥満や関節、心臓の症状に気をつけること。




  • 対処法:
  • 辛い苦い渋いものを食べる。(スパイスやハーブを使う)
  • 温かく油分水分の少なめの食事を摂る
  • 冷えない様に温かくする。
  • 適度な運動、刺激のある生活を送る
  • 過度の睡眠や食べ過ぎ、運動不足にならない様に。

まとめ:体格がよく、おだやかで忍耐強いタイプの人。




その他、複合型体質 ヴァータ&ピッタ、ピッタ&カッパ,ヴァータ&カッパ、ヴァータ&ピッタ&カッパタイプ があります。




ひとこと:自分のプラクリティを知る、ということに力を入れる必要はありませんが、参考にはなると思います。つまり冷えやすい人は冷えない様に、乾きやすい人は水分をとって、ということです。。多くの人は複合体質なので季節によって対処法が変わるタイプです。私自身も実はさまざまなタイプに診断されたことがあります。普段の生活の中で、ああ乾いて来たなヴァータだな、と思ったらヴァータ対策を、熱籠ってきたな〜となったらピッタ対策をしています。 気楽に活用してみましょう〜